100均素材でパーツを複製する方法

100均で買えるプラスチック粘土、UVレジン液でプラモデルのパーツを複製する方法をご紹介いたします。

無くしてしまったパーツの補填や、改造用にパーツを増やすのに使えるテクニックです。

このテクニックはyoutubeアップした内容を記事にしてます。
文章を読むより動画の方がイイ!って方向けに記事の最後に動画を添付しておきます。

■用意する物
①プラスチック粘土・・・ ダイソーなら”お湯プラ” セリアなら”おゆまる”
            型を作るのに使います。

②UVレジン液・・・ハードタイプの物
          複製する原料です。

③コップ・・・ お湯を入れるのに使います。
        プラスチック粘土 を柔らかくする為 にお湯を使います。

④お箸か菜箸・・・お湯から プラスチック粘土 を 引き上げるのに使います。

プラスチック粘土はこんなのです。この記事ではダイソーのお湯プラで進めていきます。
ダイソーでは文具売り場に置いている事が多いかと思います。


■複製のやりかた

お湯プラを80度以上のお湯に3分ほどさらします。

柔らかくなったらお箸などで取り出し、水気をふき取ります。

半分に分けて少しここねます、こねている間に固まってくるので
でお湯にもう一度浸して柔らかくします。

半分に分けた お湯プラ 一つお湯から取り出し水気を取ってから
複製したいパーツを手早く押し付けます。
適当な容器を利用すると型を取りやすいです。

空いたスペースに棒のようなものを押し付けて型を合わせた時の
ガイドにするためダボになる部分を付けておきます。

UVレジン液の注ぎ口になる部分にもなんでも良いので何かしら押し当てておきます。(ランナーや割りばしの切れ端でも~本当に何でもよいです。)
後から穴をあけてもかまいません。

反対側を押しつけます。
このようにお湯プラで挟み込むことで両面の型を取ることができます。

後はプラスチック粘土がかたまり、パーツを取り出せば型の完成です。

UVレジン液が漏れださないようにクリップや洗濯ばさみなどで
挟んで UVレジン液をできた型に注ぎ入れます。
注ぎ入れる時は型を指で押し、中の空気を上に抜きながら入れていきます。

空気を上に抜きながら注ぎ入れても気泡がどうしても混ざるので竹串や爪楊枝など先端がとがったもので取り除きます。

UVライトまたは直射日光にあて硬化させます。
今回はUVライトで硬めます。
照射時間はライトのワット数によって変わります。15分ほど照射しました。
太陽光だと晴天で20分、曇天で1時間ぐらいで硬化すると思います。

太陽光だとお金はかかりませんが硬化時間がどうしても天候にさゆうされますし
紫外線量の少ない夜だと硬化不良おこすので個人的にはUVライトの
ご使用をオススメします。 安い物でもイイのであると便利です!
自分が使っているのも当時500円位で買った安い物です^^
自動で電源が切れるので使い勝手は悪いですが安さ優先の方にお勧めです!
■使っているUVライトのリンクを貼っておきます。
https://amzn.to/3g7OjlQ

それとUVレジン液を使用する時はゴ ム手袋の着用もオススメです。
人によってはレジン液はアレルギー反応がでるのと100均のは臭いがキツくて手につくと 洗ってもなかなか臭いが取れないからです。

レジン液が硬化したら型から外します。
注ぎ口やパーツの周りにバリが付いているので取り除きます。

バリを取り除き紙ヤスリで整えるとこのようになりました。
細かな凹凸も綺麗に再現できました!

※複製したパーツは個人使用にとどめ配布や販売はやめましょう。

塗装するとこのようになりました。

比較しやすいようにパーツを並べてみました。
左から原型・未塗装の複製・複製した物を塗装

複製したパーツをプラモデルにつけるとこんな感じです。
違和感なく仕上げることができました^^

複製と聞くとなんだか難しそうに思うかもしれませんが100均ショップで
買える物で結構精度の高い複製が簡単にできます。
是非チャレンジしてください!

こちらが記事元の動画となります
よろしければ、 こちらもご視聴の程よろしくお願いいたします。

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